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真清田神社桃花祭飾り馬

一宮市の伝統的な祭りと言えば一番に挙げられるのが尾張の一宮である真清田神社の桃花祭。江戸時代までは旧暦の桃の節句、3月3日に行われていたそうですが、明治以降は新暦の4月3日と決まっています。

かつて、現在とは違って木曽川の支流が真清田神社の近くを流れていた頃、周囲に沢山あった桃の木の枝を参詣者が川に流して厄払いをしていたのが起源だとか。その後、川の流れが変わってしまったので、桃の枝を神前に供えるようになったとか。

かつては、祭礼の行列が半日以上も続いていましたが、現在は2時間ほどで終わってしまいます。飾り馬も、うまの手配が難しくなったためか、トラックにうま飾りを載せているだけの町内も。ちょっとさみしいですね。

真清田神社桃花祭の山車東車

右の写真は、真清田神社の前に引き出される山車の東車。伝統的には東西2台があったようです。一旦は朽ちかけていたものが、最近復元されたとか。

尾張周辺の祭りでは山車が出るのが一般的ですが、真清田神社の桃花祭では、大きな祭りであるにもかかわらず山車は2台だけ。しかも引き回されません。なぜでしょうね。